曹洞宗■そうとうしゅう■

  瑩山禅師     道元禅師
  瑩山禅師     道元禅師

鎌倉時代に、道元禅師(どうげんぜんじ)さまが中国よりお伝えになり、瑩山禅師(けいざんぜんじ)さまによって現在のように全国に教えが広められました。


御本尊様  釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)
      別称:お釈迦さま(おしゃかさま)
御本山   福井県の永平寺(えいへいじ)
      神奈川県の総持寺(そうじじ)の両本山
教  え        坐禅を根本の宗旨とします

楞厳寺  りょうごんじ

御本尊様 十一面観世音菩薩

 

山口県周南市湯野1929

 ℡ 0834-83-2671

 

山   号   佛頂山

宗   派   曹洞宗

御 本 尊    十一面観世音菩薩

寺   宝    平安時代に作られた

                  黄金聖観世音菩薩

 

境内より四国八十八ヵ所霊場を勧請した観音岳八十八ヵ所霊場があります。

 

 

 

 

 

観音岳霊園墓地

   観音岳の麓にある閑静な墓苑です。

   お家の事情で管理できないため 永代供養付のお墓の要望も近年は

   多いようです   

   お問い合わせください。

 

 

 

楞厳寺 りょうごんじ
楞厳寺 りょうごんじ

戦前の楞厳寺

楞厳寺の場所

湯野温泉の外れ、観音岳の麓の禅林…400年の佇まい

山陽自動車道、徳山西インターから湯野温泉方面、車で10分です。

 

 

楞厳寺 沿革

観音岳

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観音岳と黄金仏由来

嘉永6年(1853年)3月13日、その日はここ牧村の地神祭の日。 村の若者数人がウサギ狩りのためにこの山に登った。その中の松田好松なる人物が山頂の土中にキラキラ輝くものを発見。これが今に伝わる黄金の聖観世音菩薩の尊像である。

  当時、この山頂付近一帯は毛利家の家臣、堅田家のものであったが翌年、黄金仏の敷田として楞厳寺に寄進され、黄金仏も松田氏より楞厳寺へ奉納された。このことが『観音岳』と呼ぱれる由縁である。 以来、この黄金仏は同寺の寺宝として今日に至り、12年に一度(卯年)寄進の施主、松田家に一晩帰られる『里帰り法要』が営まれている。

  平成12年より毎月17日には当山本堂の厨子の扉が開かれ拝観することができ、お昼には月替わりのお接待もおこなわれている。 昭和62年、調査の結果この黄金仏は平安時代に鋳造された事がわかり『山口県有形重要文化財』に指定された。しかしながら、黄金仏がなぜこの山頂に埋もれていたかは未だ謎に包まれたままである。

  文久2年(1862年)楞厳寺十五世、貫之(かんし)和尚は、この黄金の聖観世音菩薩の功徳を万人に与えんがため、その代像として山頂近くの展望のきく岩場に『子安の観音様』を奉納。それと同時に『四国八十八ヶ所』の分霊場を山頂一帯に勧請した。以来、観音岳は霊験あらたかな夫婦円満、子宝、子安の庶民信仰の山として親しまれている。山頂からの展望は素晴らしく、地元湯野温泉郷を眼下に一望し、金峰山、四熊岳、千石岳、遠くは瀬戸内海のかなたに九州国東半島をも望む。

  昭和53年、旧徳山市より「湯野観音岳ハイキングコース」に指定され、また平成2年6月1日、地域の人々の申請により、国土地理院、1 /25, 000の地図に山名『観音岳』として正規に記載された。

 

     ◇毎月17日(観音様の御縁日)

   朝8時~夕方5時、拝観できます。

   光明観音延名水(本堂入り口)

   子宝 安産 子安祈願にお参りください

 

  ◇11月3日(湯野観音岳歩け歩け大会)

   行事開催中は本堂にて黄金仏の特別拝観ができます。

 

       ◇元旦、初日の出は観音岳で!   

                ひれ酒 雑煮の御接待

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漫画家 聖日出夫氏に作っていただいた

観音岳のキャラクターロゴです。

 

観音岳登山道入り口

山門をくぐり、左側にあります。

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寺宝 黄金聖觀世音菩薩  

像高4.3cm、重量35.0gの金造(金の純度90.18%)の小像。天然の砂金を原料として、中型を用いて鋳造した中空の仏像。本像は、「日尾山中出現黄金像正観世音縁記」及び日尾山山頂黄金像出土地石碑により嘉永6年(1853)3月13日、日尾山(現観音岳、標高410m)の山頂で見出され翌、嘉永7年(安政元)、日尾山の南東麓にある楞厳寺に納められました。

 金造の化像は、全国的に楞厳寺以外に奈良県大峯山寺から発見された菩薩形坐像、阿弥陀如来坐像(両像の金の純度は、それぞれ88%~90%、89%~92%、10~11世紀製作)の2例しか知られず大変貴重なものです。、わが国美術史上注目すべきもので、 製作は、11~12世紀と推定されます。

諸堂散歩……………………………………

楞厳寺 山門

明治38年建立。

平成に修復 。

本堂

明治38年建立。平成に修復。

山号額は境内の桜材で製作。

十五世、貫之和尚の揮毫を 複刻しました。

鐘楼堂 

昭和24年建立。

平成に修復。

観音堂 

藥師如来 子安観音 弘法大師 癪納観音が、おまつりされています。

 

※「癪」とは、胸や腹のあたりに起こる激痛の総称で、胃痛、胆石、盲腸などから来る腹痛すべてが癪と呼ばれた。

 

 

本尊様

安阿弥(快慶)作と伝わる十一面觀世音菩薩、脇侍に文殊菩薩、普賢菩薩が

おまつりされています。

五百羅漢様

永代供養を受け付けています。お問い合わせください 。

   開山堂 

   御開山、白翁伝太大和尚様

報恩殿 

位牌堂  檀信徒様の御先祖様を、おまつりしています。

  鬼瓦

  明治38年建立当時の本堂鬼瓦

大内菱の家紋をいただいています。

 癪納観音奉納單

慶応4年に奉納された唐金の准帝胝観世音菩薩。

合同納骨堂

楞厳寺墓地内にある納骨堂です。

お墓をもたれない家、納骨場所が無い家等、お問い合わせください。

 

 黄金仏発見当時の十五世貫之方丈様の肖像画

 

 達摩大師

 

弁天様

 

楞厳寺十九世英山泰俊大和尚 頌徳碑

 

文化文政期に描かれた涅槃図