令和5年4月16日 卯年里帰り法要 無事に円成しました。
多くの参拝を頂き、ありがとうございます。
今年は卯年「黄金佛里帰り法要」の年に当たります。
楞厳寺寺宝の黄金聖観世音菩薩は
嘉永6年(1853年)観音岳の山頂で松田好松氏によって発見されました。
後に楞厳寺に寄進されるまで松田家で大切に供養されました。
卯年には松田家に「里帰り」して法要が厳修されます。
4月16日 午前中 里帰り(松田家)
お昼に再び楞厳寺へ奉納
午後1時30分より黄金仏の由来を基に制作した
「紙芝居」を上演します。
午後2時から5時まで楞厳寺で御開帳 一般参詣
4月17日 午前8時から5時まで楞厳寺で御開帳 一般参詣
今年は「卯年」、楞厳寺秘仏の「里帰り、御開帳」法要が行われます。
嘉永5年(1853年)湯野観音岳山頂で発見され楞厳寺に奉納されました。
楞厳寺では卯年毎に奉納された松田家に一晩、お帰りいただく「里帰り」法要を
営んでいます。本年は下記の日程で厳修されます。どうぞ御参詣ください。
松田家へ里帰り 平成23年4月2日 夕刻
楞厳寺へ奉納 4月3日 10時 到着迎聖の法要
11時30分~18時 御開帳
寺宝 黄金聖觀世音菩薩
像 高4.3cm、重量35.0gの金造(金の純度90.18%)の小像。天然の砂金を原料として、中型を用いて鋳造した中空の仏像。本像は、「日尾山中出現 黄金像正観世音縁記」及び日尾山山頂黄金像出土地石碑により嘉永6年(1853)3月13日、日尾山(現観音岳、標高410m)の山頂で見出され、翌嘉永 7年(安政元)、日尾山の南東麓にある楞厳寺に納められました。
金造の化像は、全国的に楞厳寺以外に奈良県大峯山寺から発見された菩薩形坐像、阿弥陀如来坐像(両像の金の純度は、それぞれ88%~90%、89%~92%、10~11世紀製作)の2例しか知られず、わが国美術史上注目すべきもので、 製作は、11~12世紀と推定されます。
里帰り:松田家の先祖、好松氏が黄金仏を寺に奉納した善徳を讃える行事で、前晩に住職が松田家に黄金仏を携えて赴き、松田家の親族とともに一晩過ごしていただく。翌朝、松田家から行列をなして再び楞厳寺に納めていただき、万人の幸せを祈願する行事です。
法 要 日 程
4月2日(土曜日)
19:00 黄金仏 楞厳寺を出発
19:30 松田家到着 厨子安
19:45 読経
住職法話
参列者焼香
20:30 お斎(懇親会)
4月3日(日曜日)
8:30 牧上組様 来訪
8:45 住職、お供の僧侶、総代様来訪
桜茶 読経
9:30 黄金仏行列出発
10:00 楞厳寺到着
黄金仏迎聖(ごうしょう)法要 (お寺に奉納)
檀信徒御開帳
10:30 檀信徒施餓鬼 卒塔婆供養
11時30分より一般参詣者御開帳